Q.ネジ頭が潰れてネジが外せなくなってしまいました
DIYが趣味でよく自宅にある機器のメンテナンスなどをしています。
先日古い木材の棚をもらったのですが、そのねじ山が大きく潰れてしまっていました。
これから分解などをして作りなおそうと思っていたところなのですが、ネジを動かすことができないために作業を思うように進めることができません。
これまでも自分で行った作業の途中で古いネジ山に力を加えて潰してしまったという経験もあり、今後もそうした自体が起こった場合にはどういった対処をするべきかということで悩んでいます。
もしねじ回しをしているときについネジ山を潰してしまったという場合には、どういった方法でリカバリーができるか何か技術があるようなら教えてください。
A.簡単な対処方法から試してみてください
ねじ山が潰れてしまうことを「なめる」といった表現をすることがあります。
原因はネジそのものが粗悪品であったというケースの他、ドライバーの精度が悪かったりサイズに合わないドライバーで無理な力を入れてしまったというときに起こります。
もしネジ頭が潰れてドライバーの溝が引っかからないという時には、まず幅の広いゴムを用意しそれを間にかませるようにしてドライバーを設置してみてください。
ぐっと押しこむようにすることで軽い舐め具合ならすぐに回転をさせることができます。
またネジ頭にドライバーを挿すときに、直角に入れたドライバーのおしりをウレタンハンマーなどで強く一回叩くと溝に入り込むのでそれで回転しやすくなることもあります。
もしそれでもうまく回転ができないというときには、ホームセンターなどに売っているネジ用の接着剤などを使って無理やりネジ頭に引っ掛けるという方法もあります。
どれだけ試してもどうしてもネジが回らないという時には、最後の手段としてペンチなどを使って引っこ抜くことになってしまいます。