Q.古い塗料を剥がしきれないときの方法
現在自宅の裏庭にある木造の小屋の改修工事をしています。
建物の外壁に以前塗られていたペンキがところどころ剥げかかっており、思い切ってすべて塗りなおしてしまおうということになったのですが、古い塗料をうまく剥がせないところがあちこちにあります。
すでにめくれ上がっているようなところなら簡単に取り外しができるのですがまだしっかり付着しているような部分についてはどういった方法で剥がせばよいのかがわかりません。
簡単に剥がせない塗料がついている場合、カンナなどでむりやり表面を剥ぎとってしまうのと気にせず上塗りをしてしまうのとどちらがよいでしょうか?
塗料を剥がす場合にはどういった薬品や器具を使うのが便利かということも教えてもらいたいです。
A.剥がした方がよい場合と上塗りした方がよい場合とがあります
まず結論から言うと、これからペンキを塗りたいと考えている場所について既に古い塗料がついているときには完全に剥がした方がよい場合と上塗りをした方がよい場合との2つのケースがあります。
あえてどちらの方がよいかということでいえば、完全に古い塗料を剥がし切る方がより望ましいのですがそういうわけにはいかないという時には塗り方に気をつければ上塗りでも大丈夫というような感じです。
古い塗料を剥がすためにはまずサンドペーパーをはじめ、ワイヤーブラシやスクレーパー、ベラなどを使用してこそぎ落とすようにしていきます。
完全に塗料を落としたら仕上げに目の細かいサンドペーパーで表面を滑らかにし、そこにニスなど下塗りをしてから新しい塗料を塗っていきます。
もし前の塗料をとれないという場合には、まずニスなど下塗りをしてみて弾かれることがないかということを確認します。
既に表面にキズがついている塗料の場合にはそのまま上塗りしてもよいのですが、うまく上の塗料が乗らないというときにはサンドペーパーなどでキズをつけてから塗るとうまくいくことがあります。