ウッドデッキの特徴
ウッドデッキのDIYの特徴として、基礎をどんな方法で作るかによって作り方に違いが出てくる点が挙げられます。
ウッドデッキという名前から木材で作るイメージが強いですが、じつは基礎の部分に関しては木材だけでなく、金属やアルミを使用することもあるのです。
DIYの観点から見ると金属・アルミ製の方が作りやすい面もありますし、あくまでウッドデッキならではの木のぬくもりや味わいを大事にしたい場合には基礎の木材にこだわるという考え方もあるでしょう。
ウッドデッキを作ろうと思った場合には、まずどちらの基礎を選ぶかを検討してみましょう。
ウッドデッキの図面の作成
実際にDIYでウッドデッキを作るとなると、図面の作成がポイントとなってきます。
それほど難しい面はありませんが、当然のことながら設置する場所に合ったサイズにすること、そしてウッドデッキを支える基礎の部分、根太、束石、束柱といった部分を正確に設定する必要が出てきます。
図面を描くとなると難しそうな印象も受けますが、ウッドデッキの図面は上記のサイズ(寸法)や配置をしっかり確認できればラフな図面でもとくに問題はありません。
注意点としては、サイズは広さだけでなく高さもしっかり確認しておくことです。
どれぐらいの高さにするかで基礎づくりも変わってきますし、完成後に雰囲気にも差が出てくるので気をつけましょう。
必要な道具、作り方について
必要な道具、工具もそれほど多くはありません。
当然原材料となる木材や金属、アルミのほか、木材を切るための電動丸ノコ、ドライバーを留めるためのドライバー、部材を支えるための鋼製束、さらに正確に組んでいくための水平器や差し金、メジャーなど欠かせない道具として挙げられるでしょう。
さらに部材を取り付ける際に木材に印をつけるための鉛筆、ウッドデッキの配置を確認するために地面に印をつけるためのチョークなども用意しておくとよいかもしれません。
作り方の基本は、まず木材を組んでメインの根太の部分を作るところから始まります。
これを正確に作らないとぐらつきや傾きが生じてしまうので、慎重に行っていくようにしましょう。
上端の高さをしっかりと揃える、四隅は直角にするといったポイントを踏まえながら行っていきます。
根太の部分を組み終わったら設置する予定の場所に仮置きし、基礎をとりつけていく場所を確認し基礎をとりつけていきます。
こちらもぐらつきや傾きが生じないよう、十分に注意しながら正確に行っていくようにしましょう。
なお、柱(束柱)同士の感覚は600~1000mmくらいが目安で、あまり開きすぎると強度に問題が生じてしまいます。
きちんと基礎を取り付けたら、床板を取り付れば完成です。
なお、床板は根太よりも数センチ(5cm)くらい張り出す形で取り付けていきましょう。