DIYで二重窓を作る特徴・メリットとは?
二重窓をDIYで作る特徴として、その気になればとても簡単にできる点が挙げられるでしょう。
もともとDIYで取り付けることを前提にした二重窓(内窓)キットなども発売されており、DIY初心者でもとても簡単に取り付けることができます。
また、DIYで作ることで目的に合わせて室内環境を向上できる点が挙げられます。
二重窓には断熱性の向上や結露対策、防音効果などさまざまなメリットがありますから、どの点を重視したいのかをあらかじめ決め、二重窓を自作することで住宅の環境を向上させることができるわけです。
二重窓を作る際に図面の作成は必要?
二重窓のDIYでは、とくに図面の作成は必要ありません。
簡単に取り付けができるキットを購入すれば、採寸なども最低限で済みます。
ただし、こうしたキットはサイズを間違えると取り付けることができませんから、必ず適切なサイズのものを選ぶようにしましょう。
一方、窓のパネルフレームも自作する場合にはパネルを切断する作業が必要になるため、しっかり採寸したうえでパネルの長さやサイズなどを記した図面を作成しておくとよりスムーズに、かつ正確に作業を行っていくことができるでしょう。
ですから、どんな形でDIYを行うかによって図面の作成が必要かどうが変わってくるわけです。
DIYで二重窓を作る上で必要な道具と作り方
基本的な道具・工具に関しては、採寸のためのメジャーのほか、定規ややすり、セロハンテープ、両面テープ、カッターナイフ、のこぎり(金ノコ)などが挙げられます。
ここでは、簡易キットを使用した方法をご紹介します。
簡易キットには窓枠に取り付けるレールと横カバーが含まれていますから、これを窓のサイズに合わせてカットしていきます。
その際、カットする位置にマジックペンなどで印をつけ、正確な作業ができるよう環境を整えます。
ノコギリなどを使ってカットできたら窓枠にレールと横カバーを取り付けていくことになりますが、レール・横カバーともに裏面に両面テープを貼り付けたうえで貼り付ける形をとります。
取り付け作業では、まず上下のレールを貼り付け、そのレールの端っこに合わせる形で横レバーを張り付けていくことになります
続いて簡易キットに含まれている面材を窓のサイズに合わせてカットしていきます。
ここでも正確な採寸をし、線を引いたうえでカッターナイフと定規を使ってカットしていきます。
定規は金属製がおすすめです。
次に窓フレームのカットで、同じく正確な採寸をしてのこぎり(金ノコ)を使ってカットし、そのフレームに先ほどの面材を取り付けていきます。
その際、静電気が生じてゴミやホコリが付着しやすいので表面に静電気クリーナーを塗布します。
そして先ほど取り付けておいたレールに窓フレーム&面材をセットしたら、完成です。