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実は簡単!ベンチを作ろう

DIYでベンチを作る特徴・メリット

初心者でもそれほど難しくなくDIYで作れるものとして、よく挙げられるのがベンチです。
しかもDIYなら自分でサイズやデザインを決めて作ることができますから、まさに「理想のベンチ」を作ることができます。

市販のベンチを購入しようとすると、デザインはもちろんのこと、サイズが合うのを見つけるのが難しい問題が出てきます。
横幅だけでなく高さなども自分で設計・決めたうえでDIYで作れば、「我が家にピッタリな」ベンチを作ることも可能です。

ベンチの図面の作成について

よほど凝った作りにしない限りはベンチの構造はシンプルですし、凝った作りにした場合でも「脚で座る部分を支える」という基本的な部分は変わりません。
ですから、正確な図面や設計図を作成する必要は必ずしもありません。

ただし、ガタつきの問題を避けるためにも必ず各パーツの長さをしっかり決めておきましょう。
主に座る人の体型なども考慮し、全体のバランスがとれたサイズにします。
図面を作成する必要はないかもしれませんが、サイズをメモしておくくらいの準備はしておきたいところです。

DIYでのベンチづくりに必要な材料・道具、作り方

必要な材料は木材とビスで、ベンチのサイズにもよりますが、DIYで作る一般的なサイズなら2×4材で十分です。
あらかじめ決めたサイズや設計に基づいて必要な本数の木材を用意しましょう。
それから道具はノコギリ、ヤスリ、ドリル、メジャー、あとは鉛筆を用意しておけばOKで、揃えるものが少ないのもベンチづくりの魅力です。

作り方の手順ですが、はまず最初に脚を作ります。
脚のサイズをしっかり合わせることができるかがベンチの出来栄えを左右するといっても過言ではないだけに正確に行いましょう。
脚を作ったらそこら幕板を取り付けています。
ポイントとしては幕板の下の部分に補強材を取り付けることで、どちらもふさわしい位置に取り付けていくことになります。

よく見られるミスとして、ビスで取り付ける際、打ち込んだビス同士が木材の中で干渉を起こしてしまうケースが挙げられます。
また、ビスを打ち込む際に木材がずれてしまうと完成後のガタつきの原因になるので気をつけましょう。
理想としては、一人がビスを打ち込む役目、もうひとりが木材を支える役目で行いたいところです。
一人で行う場合には、クランプなどで木材を固定できる環境にして行いましょう。

そして最後に座面の取り付けですが、こちらも基本的な作業は同じです。
あとは必要に応じて表面をやすりがけしたり、角を丸めるなどの仕上げを行いましょう。
これで基本的なベンチの制作は完了で、そのまま木のぬくもりを感じさせる形で使ってもよいですし、塗装してちょっとデザインにこだわってみるのもおすすめです。