1. >
  2. >
  3. レンガの敷き方

レンガの敷き方

レンガを敷くことができる場所

DIY の中でも、なんとなく上級者向けというイメージがあるのがレンガを敷く作業ですが、基本的なことさえ把握してあれば、初心者でももちろん挑戦することができます。
レンガというのは敷くことによって雑草などを防ぐことができるだけではなく、ぬかるみを防止する役にも立ってくれます。

時間をかけてコツコツやれば誰でもできますので、ぜひやってみることをおすすめします。
レンガを敷く場所としては、玄関のアプローチや通路などが最適です。
湿気が多くぬかるみのある地面にレンガを敷きたい場合には、あらかじめモルタルや砕石で地面をしっかりと固めてぬかるみを解消しておきましょう。

ただし、寒冷地では、使用するレンガによってはレンガが割れてしまうので注意が必要です。
吸水性が高いレンガの場合には特に、レンガ内の水分が気温低下で凍結し、「凍結融解」という現象を起こしてしまうことがあります。

レンガの敷き方

レンガを敷く際には、下地をしっかりと水平にしておくことが大切です。
下地として砂を敷いた後にレンガを並べていけば失敗も少なく、きれいにレンガを敷くことができます。

レンガはまず、エッジ部分に配置するレンガを仮置きしていきます。
溝を掘ってレンガを並べ、固定したらレンガで囲まれた部分に砂を撒き、角材などを使って平らにならします。

次にレンガを敷いていきますが、「バスケットウィーブ」というレンガを縦横に並べる置き方なら、初心者でも難なくレンガを敷くことができます。
レンガのサイズはピッタリ合わないのが普通ですが、石工ハンマーやタガネを使ってレンガをカットし、すき間を埋めていきます。
多少欠けた印象になっても、それなりの風合いが出せるのがレンガの醍醐味です。

レンガを敷き終えたら凸凹がないかどうかを確認し、珪砂を撒いて左官ブラシでまんべんなく広げます。
実際にやってみれば、想像していたよりもはるかに簡単にできることが分かると思います。

レンガというのは年月が経つに従って風合いが出てくるものですから、地面を水平にならしておくことさえきちんとやっておけば、長い間仕上がりを楽しむことができます。
コツは、時間をかけてゆっくりと作業することにあります。

敷き方のバリエーション

レンガというのは敷き方のパターンによって印象がかなり違ってくるものです。
実際に材料を購入したり、作業を始めたりする前にどのパターンでレンガを敷くかをよく考えて、好みのデザインを選んでみましょう。

「バスケットウィーブ」の他に「ジャックオンジャック」「ストレッチャーボンド」「べディングフェース」「ヘリンボーン」「ハーフアンドバスケット」などのバリエーションがあります。