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金属やすりの選び方と使い方

金属やすりの種類

DIYをやっていると、何かと重宝するのが金属やすりです。
金属やすりというのは金属を簡単に削ることのできる工具のことで、さまざまな種類があります。

金属やすりは大きく分けると、柄があるタイプとついていないタイプの2種類があります。
柄があるタイプは、実際に手に持ってみて使い心地を試してみるのが一番です。
適度な太さがあるかどうか、滑り止めが付いているかどうかなどをチェックして選ぶと良いでしょう。

柄がついていないタイプの金属やすりは、自分の好みの柄を付けられるというメリットがあります。
最近多いプラスチックの柄ではなく、木製の柄にこだわる人は柄なしの金属やすりを選び、使いやすい柄を取り付けるといいかもしれません。

金属やすりには形状に関しても多数の種類がありますので、用途に合わせて選ぶ必要があります。
金属やすりの形状は平型や丸型、角型、三角、楕円、半丸などいろいろです。
DIY初心者でどれを選んだらいいかよくわからない場合には、半型・丸型・半丸型が3本セットになっている物を選べば無難です。

また、目の粗さは荒目と中目、細目、油目に分類されていますので、まず最初に形を整えるために粗目を使い、仕上げには細目か油目を使用するといいでしょう。
表が粗目、裏が細目になっているタイプの金属ヤスリがあると便利です。

金属やすりの選び方

金属やすりは、使いやすい全長250mm前後のものがおすすめです。
あまり大きいものだと小回りが利かず、細部を上手に削れないことがあります。
金属の中でも、特にステンレスなど硬いものを扱う際には必ずステンレス専用の鉄工やすりを選びましょう。

おすすめの金属やすり

金属やすりは大きさやメーカーによって値段がまちまちですので、何に使うのかをはっきりさせてお店の人と相談しながら買うのが得策です。
金属やすりの中でも特に人気が高いトラスコ中山の柄なしタイプ「鉄工用ヤスリTSA150-02」は、種類が豊富で刃長も150mm〜350mmの中から選べるようになっています。
素材には炭素工具鋼を採用しており、耐久性に優れているので、ひとつの道具を何年も大切に使いたい人にはぴったりです。
お値段も1,000円そこそこで、非常にリーズナブルです。

ツボサンの「鉄工ヤスリHI30002」もプロの愛好者が多いことで有名で、使いやすい平型の金属やすりを探している人にはおすすめです。
また、細かい研磨作業をしたい時にはコンヨの「ダイヤモンドヤスリ」が便利です。
チタンが表面にコーティングされており、ステンレスなどの硬い素材でも軽々削ることができます。
ダイヤモンドヤスリは3本セットと5本セットの他にバラ売りもされており、お値段もリーズナブルです。