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丸ノコの使い方

電動のこぎり

直線の木材切断がはかどる道具

木材を使ったDIYをするときに非常に便利なのが電動式の丸ノコです。

手動のノコギリを使った場合には大きな木材を切るときにかなりの力が必要になりますし、途中で切断面が曲がったりキレイな切り口にならなかったりします。

そこで電動式の丸ノコを使うと細い木材ならほぼ一瞬で切断をすることができ、切断面が斜めになるということもありません。

力の少ない女性にとってはDIYをしやすくしてくれるかなり便利な用具なので、自宅にガレージなどの作業スペースがあるなら早めに購入をするのがおすすめです。

ですが丸ノコは小さな力で大きな力を要する仕事ができるということから、使い方によっては深刻な事故の原因になってしまうこともあります。

実際誤った方法で丸ノコを使ってしまったことにより、死亡者がでるような事故もいくつか報告をされています。

ですので丸ノコを使うときには安全面に十分に注意し、周囲にいる人にも気をつけながら使うようにしていきましょう。

切断する材質によってチップソーを取り替える

丸ノコは片手で使えるようになっている回転式の電動工具ですが、その時に実際に切断をするのは「チップソー」と呼ばれる円形の刃です。

チップソーにはいくつかの種類があり切断をする材質によって使い分けをしていきます。

チップソーの種類は大きく分類をして木工用、金属用、樹脂用の3つとなっており、刃の部分だけを取り替えるようにします。

用途の違うチップソーをつけたまま切断作業をしてしまうと、刃が欠けてしまったり素材がうまく切れずに危険な事故が起こる可能性もありますので必ず事前に取り付けてある刃の確認をしてから電源を入れるようにしてください。

いちいちチップソーを交換をするのが面倒という人は万能用のチップソーもあるのでそうしたものを選んでつけておくという方法もあります。

交換をするときにはそのメーカーごとの安全装置の使用法に従い、誤って手元で刃の回転が起こらないように電源を抜きストッパーを入れた状態で取り外しをしていきます。

チップソーの交換にはドライバーやレンチ、六角レンチといった一般的な工具が必要になりますので工具を持っていない人は丸ノコを購入するときに一緒にそろえておくのがよいでしょう。

刃の位置を自分で調節していきます

チップソーの扱いでもう一つ注意をしておきたいのが刃の出てくる長さを自分で調節することができるということです。

ほぼすべてのメーカーの丸ノコでは刃が回転したときに切断面として出る部分の長さを自分で調節ができるようになっています。

薄いベニヤ板などを切断するときには刃が出る部分を短めにし、太い木材や厚い板材や金属を切るときには刃を多く出します。

この調節は手元にあるネジを回して行うのですが、固定が不安定なまま切断をしてしまうと手元がグラつき突然切断面が変わってしまうような危険があります。

丸ノコには危険がないようにと二重三重もの安全装置がつけられています。

慣れないうちはそうした安全装置をすべてはずしてから作業をするのはちょっと面倒だと思えてしまうところですが、面倒だからと安全を十分に確認しないまま使うということは絶対にせず、スイッチをオンにする前には何度も頭の中で確認をしながら起動をさせていきましょう。