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接着剤の種類

木工用ボンド

用途によって接着剤を使い分けましょう

DIY用の用具として頻繁に使うことが多いものの一つが接着剤ですが、実はその種類は非常に数が多く用途によってうまく使い分けをしていかなくてはいけません。

一般的なものだけを挙げていっても、「紙用」「木材用」「布・フエルト用」「革用」「ゴム用」などなどです。

他にも専門的な用途として使用をするネジ止め用の接着剤などもあるので完璧に使い分けをしていくためにはかなりDIYに詳しくなる必要があります。

ただ一般的な住宅でのDIYに使用をする接着剤の場合には、せいぜい紙用・木材用・プラスチック用くらいまでの製品で十分かとは思いますので、まずは自分が作りたい品物に対して適した製品であるかということを調べて間違えないように使用をしていきましょう。

それとDIYにおいてはコンクリートにプラスチック材をつけたりといったような異なる素材同士の接着をしなくてはいけない場面もよく出てきます。

そうしたときには接着剤には適合表というものがありますので、各メーカー公式ページにある接着剤の用途を調べて接着ができる製品を選んでください。

修理に便利な接着剤類

接着剤の出番が特に多くなるのは、住宅内の設備などが破損をしたときです。

トイレの便器やタンク部分が欠けてしまったというときや、外壁のコンクリートが剥がれてしまったというときなどには、陶器用やコンクリート用の接着剤を用いて欠けた部分をつければ元通りの使用をしていくことができます。

床材なども適切な接着剤を使用することでかなりの場所を修理することができるので、もし一部が破損したというときにはすぐに欠けた部分を捨てるようなことはせずできるだけ現状復帰ができるように修理をしていくことをおすすめします。

瞬間接着剤のようにすぐに効果が出るものもあるのですが、基本的に硬いものを接着するときにはすぐに効果は出ず数分~数時間の乾燥時間が必要になってくるので修理をした箇所はしばらく使用をしないように注意してください。

瞬間接着剤の上手な使い方

DIYでも日常生活でもとても便利なのが瞬間接着剤です。

瞬間接着剤はすぐに強力な接着をすることができて便利なのですが、十分な効果を得るためには事前にしっかり準備をしておかないといけません。

瞬間接着剤を使う前にはまずはきちんと貼り付ける面をキレイにし、ゴミやホコリがない状態にします。

接着剤を使用するときにはできるだけ薄く広く塗るのがコツであり、特に瞬間接着剤などははみ出るほど多く使ってしまうとむしろ接着力が弱くなってしまいます。

十分な接着力が得られずついたくさん塗ってしまいがちな人などは逆にできるだけ量を使わないようにしてみてください。

なお同じ接着剤でも、コンクリート用や木材の切り口用など接着剤を吸い込みやすい場所への使用では逆に多めに塗らないと効果が得られないこともあります。

瞬間接着剤を使うときについやってしまいがちなのが、指についた接着剤で体の一部がくっついてしまうということです。

瞬間的に指がくっついてしまいびっくりして焦ることもあるかと思いますが、その場合には無理やり引き剥がそうとはせず、まずは40度くらいのお湯でゆっくり落としていくようにしましょう。

もしくはマニキュアの除光液を使うとすぐに接着剤を剥がすことができるのでそちらも試してみてください。