1. >
  2. >
  3. ペンキの上手な塗り方は?

ペンキの上手な塗り方は?

4つのペンキ

Q.思うようなペンキ塗りができません

ガーデニングと庭先の住宅設備をDIYするのが趣味です。

今一番凝っているのがペンキを使った色づけなんですが、自己流でペンキ塗りをしているとどうしても自分がイメージしていた色を出すことができかったりします。

購入するペンキのメーカーを変えてみたり、使う刷毛を変えたりといろいろな工夫をしているのですがいまいちという感じです。

いろいろと考えてみたのですが、どうも私自身がペンキの性質などがよくわかっておらずどういった素材にはどういう塗り方をするのがよいかがつかめないのが問題なのではないかということに気が付きました。

ペンキ売り場に行くと水性ペンキや油性ペンキといったペンキ製品の他に、下塗り用の液体やコーティング剤のようなものも売られているのを見かけます。

キレイにペンキを塗るためにはペンキ本体以外にどういった製品が必要であり、どんな下準備をしていくのがよいかということを教えてください。

A.塗料製品の役割を理解すると上達します

ペンキ塗りを楽しむDIY愛好家は多いのですが、案外正しい手順を理解している人は少ないようです。

ペンキや塗料をキレイに仕上げるためには、塗り方そのものよりもむしろその前後の作業をどれだけ丁寧に行うことができるかということが関係しています。

また同じように見えるペンキにも、水性・油性といった製品ごとの種類があり、用途や塗る場所によって使い分けをしていく必要があります。

屋外にペンキを塗る場合には見た目をキレイにするというだけでなく、防錆効果や素材の保護効果などをつけた方がよいということもあるのでそうしたことも考えて使用する色や素材を選ぶようにしていきたいところです。

また塗る場所によって使用する器具を変えるということも大切です。

広い場所を塗るという場合には刷毛ではなくローラーを使った方がキレイに見えるものですが、このときに使うペンキの薄め具合などは器具によって使い分けをする必要があります。

ローラーを使う場合にはバットの中に先に塗料を入れて薄めずにかき混ぜ、そこにローラーブラシを入れて伸ばしていきます。

刷毛を使う場合には水を使って薄めて水彩画を塗るような要領で塗り重ねていくというのが正しい方法です。

ローラーを使う場合でも刷毛を使う場合でもいきなりたっぷりとペンキに刷毛を浸すようにはせずに、1/3くらいまでの気持ち少なめにつけながらぬっていった方が仕上がりが丁寧になります。

また地味に刷毛にも水性ペンキ用と油性ペンキ用の種類があるので、使用をするペンキや塗料によって刷毛も使い分けをしていくようにしましょう。