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油性ペンキと水性ペンキの違いってなに?

カラフルなペンキ

Q.水性塗料と油性塗料はどちらを購入するべきか

自作のインテリア製作をするのに凝っており、製作をした木材家具に塗料で色をつけようと思っています。

ペンキや塗料に関して全く知識がないままとりあえず住宅用のペンキを購入しようとホームセンターに行ってみたのですが、棚に並んでいるペンキにたくさんの種類がありどれを購入するかわかりません。

なんとなくペンキというと油性塗料という印象を持っていたのですが、棚に並んでいるほとんどの色は水性塗料というふうに書かれていました。

私が製作をしようとしている家具類はキッチンやバスルームで使用をするものも多いため、水性塗料を使っても大丈夫なんだろうかと少し不安になってもいます。

ペンキ製品なので水性にしたからといってすぐに流れるというようなことはないとは思うのですが、だとしたら水性・油性のどちらを購入しどんなふうに使っていくのがよいかアドバイスをいただきたいです。

A.住宅用なら水性ペンキでも十分です

数十年前まではペンキといえば油性が中心だったのですが、現在では一般向けに販売されているペンキのほとんどが水性のものに置き換わっています。

油性塗料の場合含有成分に揮発性の強いシンナーが使われているため、作業中や作業が終わったあとにもかなり強い臭いが残ってしまいます。

その点水性ペンキは臭いもなく、水道水で薄めることができる上にもし体や服に付着してもすぐに洗えば落とすことが出来るという便利さがあります。

また乾燥にかかる時間も水性の方が圧倒的に早いので、よほどのこだわりがなければ水性ペンキを使用することをおすすめします。

さて問題の水性ペンキは塗った後水で流れてしまうのではないかということですが、結論を言うと仕上がりあとに色落ちをする心配はありません。

水性ペンキは水で溶ける性質を持っていますが、乾燥をさせることで薄め液の働きをしていた水が揮発してなくなるので、そのあとには塗膜だけが残ります。

塗膜になってしまえば水に溶けることはなく製品の防水性を保つことができます。

人体への安全面でも水性ペンキの方が高いので、安心して水性ペンキを使用してみてください。