Q.ネジ締め作業を楽にしたいのですが
最近自作の棚や小屋を作ることに凝っています。
作業全体に慣れてきたのですが、やはりすべて自力で行おうとすると体力的につらいですし時間もかかってしまいます。
それで今後のことも考えて電動工具を揃えたいと思っているのですが、市販品のカタログを見ていて「インパクトドライバー」と「ドリルドライバー」の2つの種類があることを知りました。
見た目の写真だけを比べても電動工具素人の私では区別をつけることができなくて困っています。
ちなみに私が今のところ多く作っているのはやや厚めの柱を使った屋外~屋内用の棚や柵などです。
DIYではガーデニングとそれに付属する用具をよく作っているのですが、こうした場合にインパクトドライバーとドリルドライバーのどちらを使うのが適しているでしょうか?
また使うときの注意点があれば教えてください。
A.回転をさせる力が違います
インパクトドライバーとドリルドライバーは、どちらもハンドガンのような形状をしており詳しくない人が見てもすぐにどちらかを見分けることはできません。
用途もだいたい同じで、組み立てをしようとする品物を固定するためのビス止めを行っていくために使います。
ただインパクトドライバーは回転をしながらネジを押し込む衝撃力を加えることができるのに対し、ドリルドライバーは高速で回転をさせる力を加えるために使います。
ですので既にネジ穴がしっかりあいている機械部品のメンテナンス作業などではインパクトドライバーでもよいのですが、木材などまだ穴があいていないところに穴をあけていくというときにはインパクトドライバーでなければ必要な力を加えることができません。
質問のような木材の組み立てのためのねじ込みをするということでしたら、どちらかといえばインパクトドライバーの方が適していると言えます。
ただインパクトドライバーにも規格がいくつかあり、どの程度の厚さのものに使用するかによって必要な製品が異なるのでよく確認をしてから購入してください。