今話題の枯れない生花
「プリザーブドフラワー」とはここ最近急激に注目を受けるようになってきた生花の一種です。
美しい花が身近にあるというのは嬉しいものですが、残念ながら花も生き物であるためどうしても時間が経つとしおれたり枯れたりしてしまいます。
これまで枯れずに花を飾る方法としては、ドライフラワーにしてしまうか、氷柱花のように外気から遮断するようにしてしまうというものが一般的でした。
「プリザーブドフラワー」は英語で書くと「Preserved flower」となり直訳すると「保存された花」という意味になります。
カタカナで表記をすると「ブリザードフラワー」にも似ているので初めて見た人などは冷凍保存をした花のように思ってしまうかもしれませんが、実際には温度変化を使った保存方法はとられていません。
プリザーブドフラワーで使用されるのは特殊な保存液であり、一端生花から樹液を抜き取って代わりに保存性の高い液体を吸わせることで長く咲き続けることができるようにしています。
こうした別の液体を花の中に入れるという方法の良さは保存性を高めるだけではなく、別の色を花につけることができるということがあります。
そのためプリザーブドフラワーとして市販されている花を見ると、自然界ではありえないような青や茶色のバラなどといったものも存在しています。
小さめの鉢でキレイにまとめる
プリザーブドフラワーを作るなら、まずメインになる花を決めてその周囲を彩るようにしていきます。
可愛くつくるならまずは小さめの植木鉢の中に器と花を刺すためのスポンジを入れます。
そこにバラや観葉植物などを配置して刺して全体のバランスを整えます。
生花をしたことがないという人でも、小さめの鉢にすることでメインにする花を2つほど用意し、その周囲を埋めるように緑を入れていくというやり方にすると手軽にキレイに仕上げることができます。
花を刺したあとにはリボンなどの小物をつけるとより華やかになるのでどんどんデコっていってください。