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キッチンは見せる収納で簡単DIY

見せる収納でキッチンをDIYする特徴やメリットとは?

見せる収納とは、その名前の通り収納スペースが見える状態のことです。
キッチンの場合、調理器具やお皿など頻繁に使用するものが多いため、この見せる収納は利便性を高める非常に優れた収納の選択肢となっています。
何がどこにあるのかを把握しながら調理などの作業を行うことができる、という特徴・メリットも持ち合わせています。

しかも見せる収納は、コンパクトな空間をいかに活用するかが重要になってきます。
規模の大きな収納では「見せる」ことが難しいからです。
DIYでもやりやすいですし、ちょっとしたアイデアひとつでキッチンの限られた空間を有効利用できる、そんな面白さを備えているのも大きな特徴といえます。

コンパクトな空間を活かすのがキッチンにおける見せる収納づくりのポイントとなるため、図面の作成は基本的には行わなくても問題ないでしょう。
ただし、キッチンの場合は動線がとても重要になってきますから、新たに設置した見せる収納がキッチン作業の動線においてどう機能するのかをよく確認したうえで計画を立てる必要が出てきます。
ですから、キッチンの大まかな見取り図を作り、動線を確認するための図面を作成しておくのもおすすめです。

キッチンで見せる収納をDIYする際に必要な材料・道具、作り方

どんな見せる収納にするかによって、DIYに必要な材料や道具に違いが出てきます。
簡単にできる見せる収納では、突っ張り棒を使った棚が挙げられます。
材料は突っ張り棒と100円ショップなどでも購入できる小物入れやフックだけでOKです。
木材を使って壁に棚やラックを取り付ける場合、木材が必要になります。

木材を組み立ててラックや棚を作りたい場合には、接着剤や釘、金槌、ノコギリなどの道具も用意しておきましょう。
また、サイズを調節するための定規、メジャー、鉛筆なども欲しいところです。

作り方に関しては基本的なラックや棚作りと共通しており、サイズをしっかり合わせたうえで組み立てていくことになります。
また、キッチンの収納では吊り下げるスペースも重要になってきますから、先程挙げた突っ張り棒や画鋲、釘なども有効に利用して作っていきましょう。
例えば壁に釘を打ちこんで、そこから木材を吊り下げて簡易ラックを作る、なんてこともできます。
その際には、釘の部分にコルクなどでカバーをするとよりおしゃれに仕上げることができます。

キッチンの見せる収納に関しては、状況に応じて増やしたり減らしたりできる工夫も欲しいところです。
もう少し収納が欲しくなったら吊り下げ式のラックを増やす、逆にごちゃごちゃしてきたら減らす、といった融通がきくような形でDIYを行ってみましょう。
デッドスペースをすべて使うのではなく、ゆとりをもたせた形で収納スペースを作ることで、よりスタイリッシュな「見せる収納」を演出することができるはずです。