引き戸をDIYでリメイクする特徴・メリットとは?
引き戸をリメイクすることで、その戸を交換したように新しくすることができます。
しかも戸をリメイクすることでその空間全体の印象がずいぶんと変わってきますから、模様替えの効果も期待できます。
DIYでやる場合、自分たちの好みに合わせたデザインで模様替えができますし、交換するのに比べて安い費用で行うこともできます。
これがDIYで引き戸をリメイクする最大の特徴・メリットです。
図面の作成が必要かどうかは引き戸をリメイクする方法によっても異なりますが、どの方法であっても戸の枠組み、つまりサイズはもともと決まっていますから、図面は必須というわけではありません。
ただ、枠組みが決まっている分あらかじめ性格なサイズで材料を用意する必要がありますから、簡単な図面を作っておくと良いかも知れません。
引き戸のリメイクに必要な材料・道具、方法
引き戸のリメイクに必要な材料・道具に関しては、方法によって変わってきます。
もっとも簡単な方法は、リメイクシートを購入しそれを貼り付ける方法です。
壁紙を貼り付けるのと同じ要領で、見た目の印象を大幅に変えることが可能です。
一方、もう少し本格的にDIYで引き戸をリメイクしたいなら、枠を残した状態で引き戸の「中身」だけを交換する方法が適しています。
いわば「戸のリノベーション」ともいうべきもので、その場合、残した既存の枠の部分にどんな中身をはめ込むかによって用意するものが変わってきます。
DIYでよく使用されるのがアクリル板で、耐久性と強度に優れているうえ加工もしやすいのでかなりおすすめです。
道具としては、このアクリル板を切るための専用のノコギリ、表面をなめらかにするためのやすり、そしてはめ込んだアクリル板を固定するための接着剤などが挙げられます。
あと、既存の引き戸からガラスやアクリル板を取り外すときにドライバーが必要になることもあるので、用意しておきましょう。
リメイクする方法はとくに難しくはなく、取り外した枠にアクリル板をはめ込むだけ、そして接着剤で固定して完了です。
難しいのはこのはめ込む作業よりも、アクリル板を枠に合わせたサイズにすることです。
ミリ単位まで正確なサイズにしないと枠に入らなかったり、逆にサイズが小さくて不安定になってしまいかねません。
また、切断した部分に触れると手を切ってしまう恐れがありますから、やすりを使って滑らかな状態にしてはめ込む作業を行っていきましょう。
実際の作業では、何度もはめ込みを試みながらサイズを調節していく手順を繰り返していくことになります。
ちょっと手間がかかりますが難易度そのものはそれほど高くないので、途中で雑にならずに丁寧さを心がければ、きれいな引き戸に生まれ変わらせることができるはずです。