1. >
  2. >
  3. 有孔ボードを使った収納術

有孔ボードを使った収納術

有孔ボードとは

「DIYって一度やってみたいけれど、難しそう」と考えている人におすすめなのが、有孔ボードと呼ばれるアイテムです。
有孔ボードというのは、文字通り穴が開いているボードのことです。
有孔ボードはもともとは吸音を目的として作られたもので、録音スタジオなどによく使われています。
等間隔で穴が開いているため、キッチンなど小物を収納をする必要がある箇所への活用がぴったりです。

見た目がおしゃれで、しかも扱いやすい素材なので、家の収納に困っている人は一度使ってみることをおすすめします。
有孔ボードは100円ショップでも手に入りますので、手軽に効果を実感することができます。

有孔ボードを使った収納術

有孔ボードが活躍する場所としては、キッチンや玄関などが挙げられます。
玄関に有孔ボードを設置してフックをいくつかかけておけば、鍵を掛けたり帽子などを掛けたりできるのでかなり重宝します。
また、キッチンには大きめの有孔ボードを設置することによって、小鍋やフライパンなどを上手に収納することができます。
有孔ボードの上部にアイアンバーを取り付ければ、鍋蓋の収納にも重宝しますし、スパイスなどを並べて見せる収納を楽しむこともできます。

有孔ボードには思いがけない効能もあって、油が跳ねやすいコンロの脇などに置いておけば、掃除も簡単になります。
この他、ワークスペースに有孔ボードを置いて、細々としたものを整理整頓するなどさまざまな活用法があります。

有孔ボードを使用する際の注意点

多彩な使い方ができて、収納にも重宝な有孔ボードとはいえ、使用する際にはいくつかの注意も必要です。
まず賃貸住宅の場合には、有孔ボードを設置するために壁に穴を開けてもいいかどうかを大家さんや管理会社に確認する必要があります。
賃貸住宅では基本的に現状のまま部屋を返却しなければならないので、すぐ引っ越す予定のある人は、有孔ボードの設置方法を工夫しなければならないことがあります。
突っ張り棒を設置し、そこに有孔ボードを取り付ければ壁に穴を開ける必要がないので、賃貸住宅でも気兼ねなくDIYができます。

もう一つ注意しておきたいのは、有孔ボードの耐荷重です。
耐荷重を超えたものを有孔ボードに吊るすと、重さに耐えかねて、有孔ボードだけではなくて壁自体が破損してしまう可能性があります。
また、有孔ボードにフックをかけて使う場合には、フックの形状にも注意しなければなりません。
有孔ボードの穴の大きさは、通常の場合で5mmですので、フックもこれに合わせて選びましょう。

ちやみに、有孔ボードは自分で手作りすることも可能です。
用途に合わせたベニヤ板を買ってきて、自分で穴を開けることによって、お手製の有孔ボードの出来上がりです。