ハンドメイドで便利なグルーガン
グルーガンはハンドメイドをする際に持っているととても便利なアイテムです。
最近では100円ショップでも販売されており注目を集めています。
使い方にコツが必要であるため慣れるまでは操作が難しいと思われがちです。
正しい使い方を身に付ければ次第に上手に使えるようになります。
グルーガンの使い方
グルーガンはピストル状の機械に専用の糊をつけて物を接着していく道具です。
ピストル状のガンとグルーといわれる糊を使うのでグルーガンという名前が付けられています。
引き金を押すと糊が溶けて透明の液体が出てくるのですが、熱が冷えると接着剤が固まる仕組みです。
液体の糊やボンドよりも強度が高いためハンドメイドで多く使われています。
グルーガンの接着度は高いですが強度は決して高いとは言えません。
そのため手芸やハンドメイドでは便利ですし十分な接着ができますが家具のような重さがあって負荷がかかるようなものに使うと危険です。
グルーガンを使うコツ
グルーガンは引き金を押すだけで糊が出てくるので簡単に使えるのですが意外と接着が難しいです。
液状の糊は取り扱いが難しく意外とすぐに糊が固まったり意図を引いてしまったりして接着に苦労をしてしまいます。
糸を引くことについては糊を付けたらすぐに円を描くようにすることです。
円を描いている間も糊が出てきますが焦らずくるくるとグルーガンを回しておくと意図になった部分の糊もきれいに取り除くことができます。
グルーガンは引き金を引いたらすぐに糊が出てきますが固まるのも早いです。
そのため接着部分に付ける前に糊がグルーの先端で固まってしまうこともあります。
失敗しないためには糊が溶けるまでしっかりと待つことです。
しっかり溶けてから使い始めるようにすれば作業中に固まることも防げます。
もしもしっかりと溶かしても接着が不十分な場合には糊が不足していることが考えられるのでたっぷりと糊を出して接着をするようにしましょう。
グルーガンを使用する際には先端を常に下に向けるようにします。
使用していないときは先端を上に向けがちですが電源が入っている状態で先端を上に向けると熱くなった糊が逆流してしまい壊れる原因です。
最近ではグルーガンの先端にスタンドがつけられているものや付属品にスタンドがあるタイプのものもあります。
スタンドがない場合には箱や自作のスタンドを用意して先端が下を向いた状態で置いておける仕組みを作っておきましょう。
ただし、電源を入れたままグルーガンを下に向けておくと常に糊が垂れてくるタイプのものもあります。
糊が垂れてきてしまうタイプのものは糊を受け止めるためのキッチンペーパーやカップを置いておくようにすると安心です。