DIYに欠かせないニス
ニスはDIYの仕上げで欠かせないものです。
ホームセンターに行くとニスの種類はとても豊富でどれを使えばいいかわからないと感じることもあります。
ニスは用途によって使うものが違うため種類が豊富です。
用途に合ったものを使うことによって仕上がりも格段に変えられます。
そのためDIYをする際にはニスの種類と使い方を知っておくようにしましょう。
ニスの使い方
ニスは3種類に分類できます。
まずは屋内専用のものです。
手軽に使うことができるため初心者向けで簡単な艶出しや汚れ防止に使えます。
屋内専用のニスは水性なので取り扱いも簡単です。
使用後の刷毛も水洗いできれいにできます。
次に水性ウレタンニスというものがあり、これは油性と水性のニスの両方の特性を持っているものです。
匂いが少なく水洗いができるので使いやすく安全性も高いですが少し値段は高くなります。
耐久性が最も高いのは油性ニスです。
ただし乾くのに時間がかかること、匂いが強いことなどから初心者は扱いに苦労することもあります。
ニスの塗り方
ニスはただ塗るのではなく正しい手順で塗るようにすると仕上がりが違ってきます。
最初に塗りたいものにサンドペーパーをかけて研磨をすることがきれいに仕上げるためのコツです。
研磨した後はしっかりとゴミを取り除いてから滑らかにニスを塗っていきます。
ニスを塗る際には少しずつ薄く塗り重ね塗りで仕上げるのがポイントです。
少しずつ丁寧に塗っていくことで塗りムラを抑えられます。
ニスを塗るときには水性のものと油性のものを混ぜて使ってはいけません。
混ぜて使うと仕上がりが悪くなってしまいます。
つや消しニスとは
つや消しニスとはつやを消すニスのことです。
一般的にはニスはつや出しのために使いますが、つや消しニスを使うとつやのない状態に仕上げることができます。
紙粘土や紙にも塗ることのできる水溶性のつや消しニスは匂いも少なく使いやすいです。
つや消しニスも一般的なニスと同じように使っていきます。
サンドペーパーをかけて滑らかにしてからニスを重ね塗りしていくと仕上がりがきれいです。
木工品に便利な木工用ニス
DIYではほとんどの場面で木工品にニスを塗っていきます。
その際に便利なのが油性木工用着色ニスです。
油性木工用着色ニスは一つで着色とつや出しをすることができます。
木目の風合いを生かしつつも着色ができるので仕上がりも高級感があり上品です。
仕上がりはきれいですが油性なので乾燥するのに時間がかかります。
しかし摩擦や衝撃にも強く仕上がりもとてもきれいです。
6時間は乾燥に時間が必要なので作業をする際には長時間木材を乾かせる環境と作業時間を確保して取り掛かるようにしましょう。